2022年
2019年は親の介護、2020年と2021年は新型コロナウィルス(COVID-19)感染症の影響などの事情で3年続けて山に行けませんでした。
今年こそはと思っていたのですが、春先に妻が体調を崩してしまった上に、夏にはコロナ感染症の第7波がピークを迎えたので、なかなか出かけることが出来ません。
しかし、今年も行かないと年齢的にもう山には行けなくなってしまうかもしれません。秋になってコロナ感染症も落ち着いてきたので紅葉を見に那須岳に行ってきました。
那須岳(茶臼岳) (2022年10月11日)
新幹線は昨日の予約状況では満席に近かったのに指定席はガラガラの状態です。10両編成のうち普通車指定席は1両のみで、詳細内容不明のまま今日から始まる政府の全国旅行支援の影響で、ダミー予約が多かったのかもしれません。那須塩原駅からのバスはほぼ満席で途中の黒磯駅から乗ってきた人は立っています。バスのフリーパス券を持っているとロープウェイの料金も1割引になりました。
ロープウェイ車内から見る朝日岳では紅葉が始まっていましたが、まだ少し早いようです。山頂駅で外に出ると冷たく強い風が吹いていました。強風で体感的に寒いので雨具を羽織ります。那須岳周辺では朝まで雨が降っていたようです。曇りで登山中に天候が回復してきました。私は那須岳を今まで甘く見ていたようです。岩山なので結構歩き難いし急登もあります。紅葉は5〜7割程度進んだ状況で見頃には数日早かったようです。主峰の茶臼岳に登り、山頂の標識が入った記念写真を撮ってもらいました。朝日岳に至る避難小屋への分岐点に下り、茶臼岳を巻くルートを歩きます。牛ヶ首を過ぎたところで、今回の山旅で初めての花である咲き遅れたオヤマリンドウを2株見掛けました。昭文社の地図の標準時間で歩いているのが情けないし、岩場の乗り越え等では足腰が衰えたことを実感しました。2時間半で一巡りしてロープウェイ山頂駅に着きました。
直ぐに臨時便のロープウェイが出るとのことなので、そのまま乗り込みました。山麓駅に着いて外に出たら、バスの発車時間間際です。次のバスまで1時間もあるのでそのまま乗り込みました。バスは混雑していましたがなんとか座れました。狭い車内で体を折り曲げて雨具を脱ぎました。次のバス停では何故か多くの人が降りて車内はガラガラになったので、今度はゆっくりカメラや雨具をリュックに仕舞いました。那須塩原駅では予約した列車より4時間も早い列車に乗車変更出来ました。駅構内にある飲食店のラーメンで遅い昼食です。発泡酒を買って新幹線に乗り込み、4年振りの山旅が終わりました。
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